THE WHO 来日までの COUNT DOWN 53日 ザ・フー

My Generationは、The Whoの曲の中で最も重要で、人気のある曲。並びうる曲があるとすればWon't get fooled againしか他にないでしょう。これだけの曲になると、私的な感想を綴るつもりで、はじめたこのダイアリーも世間の評価とは全く違う内容を書きにくいですね。
既にロック史を語るに欠かせない1曲になっているわけですが、個人的には好きで何度も何度も聞いたというほどではありません。82年のFarewel tourでのコンパクトでスピーディーなバージョンは好きだったんでけど、オリジナルはまぁいいとしてもにリーズバージョンとなると長すぎて、最後まで聞くのが正直しんどいですね。
この曲についてよく取り上げられる点は、
有名な歌詞 I hope to die, before I get old
Rogerの唱法(吃ったような)
有名な John Entwistle のソロベースパート
などですが、最初からこの曲がしっくりくるためにはR&Bやブルースへある程度傾倒していることが必要ではないでしょうか。R&B又はブルースを早く、激しく演奏しさらに、一定次元へ昇華した曲がMy Generationだと勝手に解釈しています。
反抗の歌ともいわれながらも、一方で音楽的に豊かさを兼ね備えているように思えます。時代背景もその一因でしょう。
うまくまとまらいんですが、自分の中での評価と世間の評価が離れている最大の原因は前に書いた単に好みの話でなくR&B、ブルースへの傾倒の度合いの違いであり、それが小さい私のようなケースでは、フェイバリットにたとえフーであってもなりにくいのではと解釈しています。その後、the whoのR&B色は急速に薄れていき、まずはパワーコードを駆使したBrit Pop Bandへ変身していきます。
(注)私的意見、表現が多々、入っていますのでご了解ください。