THE WHO 来日までの COUNT DOWN 52日 ザ・フー

WGFAは一つのフレーズが浮かんできて、それを膨らませながら他のフレーズと組み合わせたりして曲を仕あげるのではなく、曲の設計図を基に構築しながら完成させた曲ではないでしょうか。8分を超える曲ながら、全く無駄のない作りであり、発表されてから30年以上経った今でも、色褪せることなく、北米では頻繁にラジオで流され、メジャーリーグベースボールの中継でもよく流れていますね。ライブでのカバー、CMでも常に取り上げられ、KISSの何年か前のtourでは登場するときのBGMとして使われていたそうです。
ライブで演奏する際にこれだけ盛り上がる曲はそうはないでしょう。シンセの使い方、しつこいくらいのベースライン、クライマックスのRogerのシャウトはロックのアルバムの中で最もエキサイティングと言われていて、特に異論はないでしょう。最後はシニカルな歌詞でのしめくくり。
meet the new boss, same as the old boss!!
この曲をフーはカバーでなく、持ち歌として演奏できるわけだし、ライブで同じくらい盛り上がる曲を他にもまだまだもっているので、ライブに定評があるのはこれも一つの要因だと思いますよ。
余談ですが、英語力をつけるために最近News Week誌を読んでいますが、記事の見出しでこれはフーの曲からの引用であると思われるものを時々みかけます。
meet the new boss, same as the とか
面白かったのはthe kids are not alright とかありました。
明日も同曲コメント続けます。