THE WHO “Rock’s Outer Limits” ザ・フー

過去のハーフタイムショー(ソロ公演のみ)について、未視聴のものもあったので、もう一度整理してみました。
1992年 Michael Jackson
1996年 Diana Ross
2002年 U2
2005年 Paul MacCartoney
2006年 Rolling Stones
2007年 Prince
2008年 Tom Petty
2009年 Bruce Springsteen
2010年 The Who
過去計8回のみになる。但し過去5年間はソロ出演が連続しています。
どのライブが一体、評判がいいのか、ネットで調べてみました。いくつかサイトを見つけましたが、結果は一様ではありませんでした。どうもU2とプリンスの1位争いのようです。
そこでプリンス視聴感想ですが、5曲演奏しており、うち3曲はカバーです。プリンスは最も過小評価されているギタリスト第1位だそうで、噂に違わずそこで歌いながら、体を動かしながら弾いているとは思えないくらい、クリーンな音を出しているのにまず驚きました。歌も上手いし、カリスマ性も十分、風にたなびくスクリーンに映る影の演出もきまっています。これが1位に推される理由も分かるような気がします。それでも個人的にはストーンズブルース・スプリングスティーントム・ペティがお気に入りです。他の曲は問題ありませんがパープルレインだけは苦手な曲のひとつです。
U2をもう一度、今回は最後まで見てみました。9.11トリビュートということで生で観た人にはもっと感慨があったのかもしれませんが、歌詞が全く分かっていないのも災いしてか、やはり印象は前と変わらず、特に感動らしき感動はありませんでした。
ポール・マッカトニーも1位というのは見かけませんでしたが、意外と評判が良かったので、これももう一度。今度は意外と楽しめた。さすがにサポートミュージシャンも一流ということもあり、迫力を感じさせるサウンド。よく見ると会場も大合唱で、かなり盛り上がっている様子です。しかし私のベストスリーに食い込むことは、ありませんでした。
トム・ペティは他がネームバリューがありすぎるために、かなり苦戦しています。演出も確かに前にも書いたようにイマイチ。ただ堂々とした演奏振りは、誰にも負けていません。ランキングにすらあがらないサイトも多いですが、ひとつだけ上位にあげているサイトがありました。
ストーンズは1位が当然多いものと思い込んでいましたが、逆で1位をつけていたのは探した中では1件のみでした、ランキングには顔を出すものの10位というのもありました。パーフォーマンスと演出との総合評価で、下位は考えにくい出来だと思いますが、意外な結果でした。
マイケル・ジャクソンも、もちろん高評価、一般人に投票させる形式のサイトでは75%近くの圧倒的な1位でした。最後まで視聴しました。最後の曲では大勢の子供と一緒にHeal the World を合唱。その当時はともかく、その後ストーンズ、プリンスがあるにもかかわらず、何故1位評価なのか全く、理解できませんでした。
ブルース・スプリングスティーン 視聴2回目
最初の感動と違い、演奏がテープと分かってしまったこともあったのか、何故か冷静に見てしまいました。サプライズも最初から知っているので、当然サプライズにならないし。それにしても1曲目最後のスライディングは反則(特許侵害!)です。
今回の視聴で気づいたのは、どのショーが素晴らしかったか評価しているつもりが、結局、自分好みのアーティストをピックアップしているだけの結果になっていると指摘されても仕方が無いということでした。好きなアーティストがそれなりの演奏をすれば、当然高評価になるわけで、苦手な場合、神がかりの演奏でもNGでは、いくら個人的感想に満ちた、このブログでもひどすぎます。トム・ペティの演奏に予想以上に興奮したり、逆にU2は好意的なバンドだったのに、これほど受け入れないのに驚いたりといった意外な結果もありました。
そこでなるだけ客観的に評価することにしました。評価の基準は3点です。
バンド又はアーティストのパーフォーマンス
演出
ステージでの存在感
紆余曲折ありましたが、当サイトの過去のハーフタイム・ベストショー(ソロ出演のみ)をストーンズとプリンスに決定しました。