THE WHO “Rock’s Outer Limits” ザ・フー

ピート・タウンゼント ダイアリー 2012年8月19日にオフィシャル・サイトにアップされました。
オリンピック、自叙伝の発売、11月からのツアー、トミーミュージカルリバイバル、Quadrophenia オーケストラ化、フロス作曲と67歳のロック・ミュージシャンの身辺は騒がしくなっています。最後はThat’s it. It’s Sunday in London, sweltering hot, off to lunch.と締めくくり、幸せそうです。
これだけ成功し尊敬されているロック・ミュージシャンの人生は一般人のものとは、かけ離れているのは当然ですが、そのことを再確認させられた思いです。
*いいかげんな要約
① 10月発売予定の自叙伝が2週間前に完成し、オーディオブックは8月18日に完成したこと。(オーディオブックとは??聴覚障害者用にピートが読みあげたのか??)
10月2週間のPRがある。1000頁だった本はlegal departmentにより500頁まで削られたが、危なっかしい話はたくさん残されている。(早く読みたいです。アマゾンで予約注文しました。)
② 6、7月のフランス滞在中に7つのデモを作った。(おそらく新しいミュージカル「フロス」用と思われます。
③オリンピックについて
元々フーの出演が実現しそうもなかったこと、(ということは2回断ったのは本当の話?)でも出演して良かった。(あのパーフォーマンスですから当然です。)
スパイス・ガールズが隣の楽屋で発声練習をしていた。(マイムだったはずなのに不思議です)
Kate Moss(あまり接点がないような気もしますが、本当?), Kate Hudson, Eric Idle, Mike Rutherford, Nick Mason, Roger Taylor, Brian May, Phil Palmer, Annie Lennoxの旧友に会った。オリンピックでもライブの後、隣のミュージシャンと握手していました。初めて会った人も大勢いたそうですので、得意の社交性をオリンピック・スタジアムで発揮したものと思われます。)
④ロジャーは現在、新しいツアー用のビデオ作成にとりかかっている。(ピートは今回のツアーの準備には関わっていないようです。)
⑤Rachel FullerはQuadropheniaのオーケストレーションに取り組んでいる。近いうちにチャリティで初演されることになると思う。そしてオーケストラのレパートリーの一つとして公演されることになるだろう。(これはオーケストラがロックのいろいろな曲を演奏するようなものではなく、全曲演奏することを意味しているのだと思います。london philharmonic orchestra plays Quadrophenia, guitar Jeff Beck, + vocal こうなると本当のオペラになります)
⑥Des McAnuffはトミーのリバイバルをカナダの劇場で準備中。来年5月に開演予定(これまでも単発での公演はいくらでもありましたが、これはブロードウェイ、ディレクターのリバイバルです。それなりの注目を受けることになりそうです。)
⑦フロスの完成に向けてこれからも全力を尽くすこと(フロスについてはこれまでの発言からもザ・フーというユニットを対象にしていないものと思われます。いつ完成するかは全く分かりません。ヒット曲はもう出せないと発言をしながら、そして同じ世代のミュージシャンも新たなヒット曲はなかなか出せない状況で、新作に取り組む姿勢に脱帽します。)
⑧2歳になる孫のKester君が遊びに来て、レコーディングスタジオに興味を持っていた。