THE WHO 来日までの COUNT DOWN 31日 ザ・フー

 ダイアリーを始めてまず最近のコンサート演奏している曲を元にコメントをして、その後フーのライブについて、触れました。各メンバーについても書きました。
 この後、どの方向で書き進めればよいのか迷いがあり、一日更新が遅れてしまいました。迷った末、他のfaverite songsとフーに関するニュースやコメントで興味の持てるものをランダムに当面は書いていきたい思います。
 今日はフーとパンクバンドの関係について書くつもりです。大きな話題ですが、ソースが少ないので中身はあまり期待しないで読んでください。
 パンクバンドといえば代表格はsex pistols, the clush, the jam,the damned,あたりでしょうか。 フーはパンク全盛の70年代後半からは常にパンクの元祖とかいわれていました。 パンクの元祖という表現が定着したのは、お互いの音楽性の共通点とピートのパンクパンドに対する熱烈な支持と共感、パンクバンドもカバーをしたりある程度フーを意識していたことがあげられるでしょう。
 「パンクバンドからzeppelinやstonesはこき下ろされたが、キンクスとフーだけは違った」というように、よくフーの解説やライナーノートに書いてあるのを以前はよく目にしました、その時は意味も無くうれしがっていました。今から考えるとそれがどうしたって感じがします。パンクバンドがこき下ろしたはずの 二つのバンドは今でもごらんの通りである。支持されたの二つのバンドもパンクとは関係無しに存在しています。パンクムーブメントはロック史上最も大きなうねりのひとつ(おそらくモッズムーブメントなんて比較にならないほどの)だったので、その前に存在したすべてmusicianが何らかの関わりを持ったり、影響を受けたり、比較をされたりしたのだろう。
 フーのことを語るのにパンクをよく取り上げられたのに、パンクバンドの視点から好んでフーをよく取り上げられることはほとんど無かったように記憶している。ひとことで言って、この二つを比較することは両方のムーブメントが去った今、何も意味がないし、初期衝動を生々しくサウンドに留めたという点では共通項があるもののそれは単にロックのひとつの特徴であり、特にフーの影響を強く受けたからではないでしょう。
 ほとんどのパンクバンドはアメリカでの商業的な成功を得られなかったために、一定の評価は得てもフーのように時々アメリカでツアーをしてひと稼ぎというわけにはいかない。
 話は脱線するがイギリスのバンドにとって、アメリカで成功することは死活問題といえる。国内で成功して有名でもアメリカで成功したかどうかそれぞれのmusicianで異なり、有名ミュージシャンの一覧を作るとはっきり線引きできるぐらいじゃないでしょうか。
 sex pistols, the clashは個人的にも大好きだし、pistolsのアルバムやロンドンコーリングなどは発表されて20年以上たった今でも、目にするほとんどのランキングであろうことかwho's nextより上位に位置している。
 パンクバンドとフーの関係のほとんどの引用はパンクのルーツを語るためにではなく、フーファンをを自己満足させるため主に用いられてきたと思うので、今ではそれを繰り返すことは意味の無いことです。パンクとの比較は初期衝動を強烈に意識してデビューし発展して行ったという共通点でまだ価値を残していることを除いては。