ジョン・エントウィッスルが亡くなった日、仕事から帰るとフーのメーリングリストから珍しく何通もメールが入っていた。それからそのメーリングリストからは何も入ってこないがもう無くなったんでしょうか。メールの内容はジョン、ラスベガスで死去、しかもツアー開始、二日前のこと。最初にやり場のない怒りを勝手にピートにぶつけた「のんびり再活動の準備なんかやっているから、こんなことになった、どうしてくれるんだよ」
ピートは「今からって時になんで」と思ったそうですが。
それでもフーは2，3公演キャンセル（それも後から公演済み）して、ベースにピノ・パラディーノを迎え、再開し、最後のトロント公演まで終えた。
やむをえないことだが、ほとんど同じセットリストだった。2002年のtourは予定が合わず、結局見に行くことはなかった。tourを決行したのは、保険に入っていなかったという噂をあったが、真相ははっきりしない。同じ年の9月にラスベガスに行ったとき、ジョンが亡くなったハードロックホテルに行ってみたがとくにメモリアルらしきものは何も無かった。というか私が見たところではフー関連の展示は何もありませんでした。
2002年で最後かと危惧したが再開してくれ、現在のツアーはジョン無しでも凄い演奏を披露しているらしい。ローリングストーン誌の記者が先日のNYのライブを1979年以、NYで行ったフーのライブの中で最高と表現したほどである。
ジョンを抜きにして、信じられないことであるが、現実にそれは起こっているようだ。
明日も同コメント続けます。
