THE WHO 来日までの COUNT DOWN 62日 ザフー

It's hardの中の異色な曲、それがEminence Frontです。
もう既に解散を発表し、又はそれを念頭に置いてアルバムを作っていたわけですので(多分)、新しいフーの方向性を探っていたのではないと思いますが、それにしても当時聞いていたころはこの雰囲気の曲があと2,3曲入っていたらいいのに思ってアルバムを聞いていました。
他の曲は何か悲壮感の漂う、そしてそれでも俺達は戦うよといった歌詞の中でこの曲お洒落な曲で完成度の高いような、当時の最新の音楽シーンにそのまま入っていけるような感じがしました。
その後、reunion tourでも頻繁に演奏されていますが、特に再評価のの声は残念ながらないようです。多分Peteのお気に入りなんでしょう。
私個人としてはシンセの使い方が好きだし、89年のtourでもかっこいい演奏をしているし、頻繁に演奏されているのが難ですが、そのうち再評価されてもおかしくない曲だと思っています。
それにしても繰り返しになりますが、この曲がIt's hardに入っているのは不思議で仕方がないですね。他の曲との対比とかこれだけの曲を入れながら解散してしまったりとかを考えると。