個人的には89年のライブビデオでの演奏が好きです。最後の余韻のように演奏されるホーンセクションの部分が印象的です。
キーが高いのかRogerの調子の悪いときは声が出ていないときもありますが今でもリストからはずしていないのは、想像ですが彼の好みではないでしょうか。この曲を歌うときのRogerの懸命な歌い方はただのものならぬものを感じます。
間奏で演奏されるPeteのソロも、どのバージョン聞いても素晴らしいです。適切な表現ではないですが、何か怨念がこもっているようなプレイだとおもいます。
Quadropheniaの最後を飾るこの名曲は次の美しい歌詞で幕を閉じます。
I can't sleep and I lay and I think
The night is hot and black as ink
Oh God, I need a drink of cool cool rain
