THE WHO “Rock’s Outer Limits” ザ・フー

女子バレーが銅メダルをとり、ボクシング、ミドル級で金メダル、金メダルの獲得数6個は寂しいものの、最後は気持ちよく、競技は終われそうな状況になってきました。
明日は閉会式です。テレビ欄を見ると朝4:30-7:30NHKで放送されます。
*出演ミュージシャンについての最新の噂
Elton Johnについては完全に否定されていない
Ed Sheeranのピンク・フロイドのカバーの際、Pink Floyd drummer Nick Masonが登場する
sighting of Jagger chatting up London Olympics chair Sebastian Coe at the track and field events earlier this week(ミックジャガーがセバスチャンコーと話をしているところが競技場で目撃された)
各ミュージシャンへの報酬は1ポンド(約123円)だそうです。
*開会・閉会式でのクロージングの対象となりうる、大物ミュージシャン
ローリング・ストーンズ
ミックジャガーがインタビューで出演を断ったことを明かす
タブロイド紙によれば、ストーンズがキャンセルしたのは直前で、キース・リチャーズが聖火の火をタバコにつけようとして怪我をしたのが原因とされていますが、信じ難い情報です。エアロスミスの前座をつとめてしまうフーと違い、バンドとして出る以上、ストーンズの後に出るバンドは世の中にビートルズ以外は存在しないとのスタンスを強く持っていますので、直前のキャンセルであればフーやポール・マッカトニーの前での出演になってしまいます。ストーンズが出演を準備不足と断ったことでフーへ閉会式のクロージングのオファー来たと想定されます。やはりストーンズが実行委員会が最初に想定した閉会式のクロージング候補だったと思われます。
レッド・ツェッペリン
ジミー・ペイジは2012年ロンドン・オリンピックの実行委員会からなんのイヴェントにも声がかからなかった状態に「ちょっと傷ついた」と語っている。 ロンドン・オリンピックの宣伝のために一肌脱いで2階建てバスの上でレッド・ツェッペリンの"胸いっぱいの愛 を"を演奏したにも関わらず、この情報では出演を断ったのではなく、そもそも声がかからなかったことになります。北京であれだけ頑張ったのに、当然ロンドンでも重要な役割を果たすものと誰もが思っていたはずです。本人が「ちょっと傷ついた」と発言しているのも頷けます。ツェッペリンはどう考えてもダニー・ボイルの好みではなかったこと、そして大物バンドをオファーを出す以上、2組のしか席のないクロージング候補に最終的にならなかったことが原因と思われます。
ピンク・フロイド
ピンク・フロイドについてはEd Sheeranとの共演がネット上で大きなニュースになっているため、そもそもバントとしてオファーがあったかどうかは調べることができません。Nick Mason以外の少なくともあと1人(ベーシストのロジャー・ウォーターズとギタリストのデヴィッド・ギルモアのどちらかが)登場する可能性があるそうです。ライブ8などで単発の再結成はありますが、あくまでも単発であるため、オファーそのものを出しにくく、結局、無かったと想像します。しかしEd Sheeranとの共演は、メンバーが複数出てくるとすればニュース価値は高く、そもそも「ピンクフロイドと一緒に演奏すると冗談」を言ったのでなく、大物と共演はピンク・フロイドとのことであり、フーでは無かった可能性が高くなりました。そうなるとジョイントでsee me feel meを演奏するという予想も少し怪しくなってきました。
その他大物ミュージシャン
バンドとして登場すると出演順等、どうでもよさそうなロック・ヒエラルキーが障害になるため、ピンクフロイドのようにバンドメンバーがサプライズとして、出演することは十分考えられます。このようなサプライズが多数起きることを期待しています。
ザ・フーの演奏曲目最終予想
前日の予想でジョイントになる前提があったが、それが崩れてしまい、予想が難しくなってしまいました。
閉会式のart director Kim Gavinがインタビューでこう答えています。
the lineup was driven by the songs ― a hit parade of pop classics ― more than by the artists.
"It was more important the song made the set list, or the creative idea," Gavin said. "If the artist wasn't available, we asked someone else."
ミュージシャンのメンツを揃えることではなく、曲でセットリストを作った。その曲のミュージシャンが出演できない場合は、他の人を頼んだ。
フーの曲も当然、曲目が先に決まっていたはずです。ネット上で探してみましたが、単なる予測を書いているサイトでもsee me feel meの曲名は見つかりませんでした。それでもやはりオリンピックの閉会式のA Symphony of British Musicの最後を飾る曲にふさわしいのは、ジョイントという形式を取らなかったとしても、スケールが大きくて、欧米の誰もが知っていて、「曲の雰囲気が荘厳で閉会式に一応合っている、音楽の賛歌であるsee me feel me」を選ぶのが当然と断言しておきます。フーの演奏曲目については言及しているサイトがなく、トップシークレットとされているようです。