THE WHO 来日までの COUNT DOWN 26日 ザ・フー

多くのrock festival中で一番印象に残っているのは85年のLive Aidでせす。
Live Aidはチャリティなので、festivalとは言えませんが。厳密には。
TVを通してであるが、リアルタイムで見ることができたこと。他のfestivalでは考えられないほどの大物アーチストが多数、登場したこと。そしてザ・フーが参加したことは言うまでもない。
このコンサート中ベストプレイと言われたのがQueen,U2だったと記憶している。特にQueenはこの時のプレーをきっかけに、再評価されコンサートの動員数もかなり増えたのではないだろうか。しかし、放送されたすべてのライブの中で最高だったのは、私にとってはもちろんザ・フーでした。もともとQueenのような観客対話型ライブよりもフーのような、一見観客などお構いなしの演奏の方が好みだからだ。最近のライブでは、magic busなどでロジャーがマイクを観客に向けたりしているが、あれだけはやめてもらいたいものです。Queenについて観客対話型と言ったが、別にこのバンドが悪いわけではありません。普通のライブというのは当然のように観客対話型なんです。客に手拍子をさせたり、歌わせたりして盛り上げたりすることをあまりしないフーは、やっぱり変わっています。
演奏された4曲のうち、ほとんどは回線の乱れにより、見ることは出来ませんでしたが、1曲目のmy generationからマイルドでないごつごつとした音を相変わらず出してると感心しながら見たものです。ピートはステージで転がりながら腕白に弾いていました。最近、ライブエイドをDVD化するというニュースを見ましたが、もし実現すればアーチストの顔ぶれからして、好セールスが予想されます。でもDVD何枚になるんでしょうね。
ロンドンでのファイナルでピートとポール・マッカートニーが主催者のボブ・ゲルドフを担ぎ上げるシーンは感動的でした。
そのあとの演奏シーンでピートを見かけなったのは、人から聞いた話ではステージ上に人がたくさんいすぎて、ステージが崩壊する危険を感じて、逃げ出したからだと聞きましたが、私自身はinterview等でまだ確認できていません。ピートの性格からしてこれを理由にし、最後まで居たくなかった気持ちがわかるような気がします。