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来日公演中の最高(最悪)の瞬間の思いついたことを書いていきます。番号を付けますが、ランキングではなく、思いついた順番と捉えてください。
6.「愛の支配」でのロジャーの変なポーズ
演奏開始前に数十秒間、ロジャーがする両手だらりとあげて、とっているポーズ。不鮮明ですが、一応画像を貼り付けておきます。あれは何を意味しているのでしょうか。天に向かって何かを懇願している又は叫んでいるようなポーズにも見えます。今回の5公演、この曲に関しては、すべて名演で、インターネット上の評価もライブの中で1、2を争うような評判の曲です。ピートがトミーメドレーの中でするバードマンポーズへの対抗でしょうか。
7.ロジャーとピートとのハグ
大阪と横浜では、二人で本編ラスト曲終了後、2回又は3回のハグ、横浜は大阪よりも回数が多かった。60代の男二人がステージ上で肩組むぐらいは許せるが、強く何度も抱き合うのを見るのは、決して気持ちのいいものではありませんでした。(笑)それがさいたまSAでは一転して、ピートがロジャーを突き飛ばしました。水をかぶったのが理由と言われていましたが、武道館1日目では水をかぶったのを目撃し、突き飛ばしはしないもののハグをピートが拒否。最終日は普通に肩を組みました。最後の挨拶まで多様なアドリブで楽しませてくれました。それにしてもピートはかなり、乱暴者ですね。大阪ではステージに唾を吐き散らかすし、さいたまSAでは、問題発言を起こすし。それでもファンは辞められないんですね、どうしてなんでしょう?
8.Relayでのロジャーの手拍子
今回のRelayの演奏もどの会場でも素晴らしいものでした。あるブログでは「大阪公演3曲目(Relay)はまるで、本編ラスト曲のような演奏だった」と評しているくらいです。RelayといいSeekerといいNaked Eyeといい、代表アルバムに収録されている曲でないために、新しいファンは全く初めて聞く曲だった人が多かったに違いありません。そういえばEminence Frontとの客の反応もお寒いものがありました。会場で聞くと、この曲はダンス・ミュージックですね。軽く体を動かしながら、聞いていて楽しくなります。他の曲でもEminence Front、The Seekerも踊りやすい曲で、フーの音楽にはこんなに踊りやすい曲がたくさんあったのかと驚きもありました。
Relayでのロジャーの手拍子ですが、前回ツアーでも個人的に大変気に入っており、日本でも、きめてくれました。私も周りの曲の一部も一緒に手拍子して、盛り上がりました。ひとつ残念だったのは、思っていたよりもロジャーの手拍子の音がマイクから拾われていなかったことか。もっとその音が大きいと勘違いしていたようです。
9、ザ・フー応援部隊
2004年の初来日では、横浜、大阪両会場ともフェスであるにも関わらず、圧倒的な声援。ところが今回は趣変わって、大阪ではやはり会場の声援という意味での盛り上がりは、前回とは雲泥の差がありました。横浜、さいたまSAで少しずつ改善してきたものの、それでも前回にははるかに及ばない状態でした。そして武道館では、帰ってきました。あの部隊が。もっと早く来いといいたいところでしたが、まぁいいでしょう。開演前から盛り上げてくれ、最高のライブに一役かってくれました。しかしながら今回は会場に思わぬ、伏兵がいました。外人部隊です。この暴れっぷりは、各ブログで評判というか、ひんしゅくというか、どう表現していいか、分かりません。
10.客層について
男子トイレの列を見ても分かるとおり、男性比率は確かにかなり高かったと思う。ピートの久しぶりの最新インタビューでもhttp://voices.washingtonpost.com/postrock/2008/12/kennedy_center_honors_pete_tow.html 初期のショーは何故、男ばかりだったのかと質問を受けているほどですので、当然のことといえます。クラプトンと違いでフーではデートに誘いにくかったという声もあり。それでも女性は多く見かけたし、後日書くかもしれませんが、フーに最も忠誠を誓っているのが、実は女性ファンではないかとも最近、考えています。年齢層については、中高年以上ばかりだったと書いているサイトもあるし、若いファンも多かったと書いていて、どちらが真相なのか確定できませんが、私はやはり後者が正しいと思います。フーは全盛期に日本のファンをそれほど多くつかんでいないので、ほとんどは後追いのファンになります。初来日以後に新たにファンになった人も多いはずなので、少なくともこの年代のバンドでは、年齢層は多様だったのではと思います。
そして外国人比率の高さ、友人同士、カップル、家族でと年代も様々で、フーの人気の多様さ、根強さを感じました。本当にフーが大好きだと体全体で表現していました。