来日までいよいよ、37日を残すばかりになりました。デトロイトでのミニツアー開始まではわずか14日になります。そろそろリハーサルを始めていてもおかしくない時期ですが、まだ特にそのようなニュースは伝わってきていません。ミニツアー開始が10月14日ですから、それ以降は北米での動向を追いかける形になりますので、それまでは題して「来日公演予習シリーズ（初心者向）」の話題でつなぎたいと思います。まず「ベーシックなセットリスト」についてです。最初にお断りしておきますが、シリーズといっても次のネタが既にあるわけではありませんので、その１で終わることもありますので、ご了解ください。
通常なら予想セットリストとすべきところですが、以前書いたことの繰り返しになりますが、今回は直前に北米で10公演あるため、予想すること自体が無駄だし、もし予想するとしても北米公演が終わってからの方が良いと考えています。代わりにベーシックセットリストを作ることによって、現在のフーがどのような曲をどのような構成でライブを行っているか、初心者の方が直前に曲を予習しようと思っても過去40年以上の膨大な曲から何を聞いてよいか分かりませんので、その参考にと思い作成しました。このベーシックセットリストはあくまでフー初心者用又は最近の動向に疎いファン向けであり、コアなファンには周知の情報になります。
セットリストの選出の方法ですが、2006−2007ツアーのうち後半の第３レグ〜第４レグのうち、ライブ会場で行われた４５公演をベースに作成してあります。45公演のうちセットリストが明らかに違うのが4公演ありました。うち3公演（ロイヤルアルバートホール、ベローナ、ハノーバー）については特別イベント又はトラブルが原因ですが、残るひとつのニューキャッスルは特にイベントではなかったとすると唯一、異色のセットリストといえるようです。
現在のセットリストを決めているのはロジャーだそうですが2000年以降のセットリストは特に固定傾向が顕著です。日本で5公演予定されていて、複数行く人も多いと思いますが、全く同じセットリストにはならなくても、かなり似通った内容になるつもりでいてください。（フーの場合はセットリストの多様さというより、同じ曲でも自由奔放のアドリブの違いを楽しむものと思い込むようにしましょう。）
それではベーシック・セットリストＡ（ミニオペラ無し）を発表します。
１ I Can't Explain
２ The Seeker
３ Anyway Anyhow Anywhere
４ Fragments（2006年新譜）
５ Who Are You
６ Behind Blue Eyes
７ Real Good Looking Boy（2004年新曲）
８ Baba O'Riley
９ Eminence Front
１０ A Man In A Purple Dress（2006年新譜）
１１ Black Widow's Eye（2006年新譜）
１２ You Better You Bet
１３ My Generation
１４ Won't Get Fooled Again
１５ The Kids Are Alright
１６ Pinball Wizard
１７ Amazing Journey
１８ Sparks
１９ See Me Feel Me
２０ Tea And Theater（2006年新譜）
ベーシック・セットリストＢ（ミニオペラ有り）を発表します。
１ I Can't Explain
２ The Seeker
３ Anyway Anyhow Anywhere
４ Fragments（2006年新譜）
５ Who Are You
６ Behind Blue Eyes
７ Real Good Looking Boy（2004年新曲）
８ Wire & Glass（2006年新譜・ミニオペラ）
９ Baba O'Riley
１０ Eminence Front
１１ A Man In A Purple Dress（2006年新譜）
１２ Black Widow's Eye（2006年新譜）
１３ You Better You Bet
１４ My Generation
１５ Won't Get Fooled Again
１６ Pinball Wizard
１７ Amazing Journey
１８ Sparks
１９ See Me Feel Me
２０ Tea And Theater（2006年新譜）
ミニオペラ無しと有りの2種類のセットリストを作ってみました。自分の希望も入れて、来日公演ではミニオペラ無しのつもりでいましたが、追加公演で武道館は同一会場が2回になりましたので、現実になりそうで口に出したくありませんが、特に武道館の1日目はミニオペラ有りのセットリストの可能性が出てきました。2種類のセットリストも見れば分かるとおり、ほとんど違いはなくＢはミニオペラが入った換わりに、キッズアーが省かれたものになっています。両リストを見てまず気づくのがＡが新譜と2004年新曲を入れて、20曲中5曲、ミニオペラが入ると20曲中6曲と25％以上の割合を占めます。ミニオペラが入っても新曲を外さないことが多いので、しかもミニオペラでかなりの時間をとりますので、新譜プローモーションライブの様相が強くなってきます。つまり今回のベーシックセットリストでライブがあると新譜を聞いていないとコンサートの乗りについていけなくなる可能性がありますので、新譜が必聴になります。といってもすべて曲を聴く必要はなく、今回取り上げた曲とMike Post Themeと２０００yearsを聴いておけば十分だと思われます。ミニ･オペラはそのための原作があるほどのピートの力作で、何十回も聴いたからといって、そう簡単に理解・感動できるしろものではありませんので、もし演奏された時にあの曲だとわかるくらい覚えておけばよいでしょう。
細かい選出のデータは明日以降アップします。
