THE WHO “Rock’s Outer Limits” ザ・フー

グラストンベリーが終了してすぐにコメントを書くつもりでしたが、何もせず2週間近くも経ってしまいました。ミニオペラなし20曲を予想していてましたが、現実にはミニオペラ無しの17曲のフェス用短縮セットになりました。外されたのReal Good Looking Boy,Eminence Front,A Man in a Purple Dressといったところでしょうか。16曲程度のフェス用セットも一応予想していましたので、驚きはありませんでしたが17曲しかないのであればFragmentsでなく、外した3曲のどれでも代わりにひとつ入れた方がまだ良かったのではないでしょうか。今回Long Live Rockのサイトから初めてダウンロードして視聴しましたので、とても良いサウンドで聞くことができ、Fragmentsについてはこれまでで一番興味深く聞くことができましたが、これが A Man in a Purple Dressだったらもっと感動的だったと思います。他の選曲についてはAAAは序盤の盛り上がりにかかせない曲だし、アンコールの1曲目のThe Kids Are Alrightもいきなりトミーメドレーに入るよりベターでした。セットリストをthe who concert guideから貼り付けつけるとCan't Explain, The Seeker, Anyway Anyhow Anywhere, Fragments, Who Are You, Behind Blue Eyes, Baba O'Riley, Relay, You Better You Bet, My Generation, Won't Get Fooled Again, The Kids Are Alright, Pinball Wizard, Amazing Journey, Sparks See Me Feel Me, Tea And Theatre の17曲になります。欲を言えばQuadropheniaからの曲を演奏してもらたかったし、そしてピートのソロも。しかし他に外せるような曲があるわけではないので現在のフルコンサートのセットリストから厳選したセットリストを提供してくれたものと受け止めましょう。BBCのウェブサイトで動画は全曲配信されましたので、それを見てコメントが書けるものと簡単に考えていましたが、HPにアップされた直後に1回最後まで 流しで見ただけで、その後はリアルプレイヤーは全く反応せず、ウィンドウズ・メディア・プレイヤーもアンコールの途中で止まるうえに、画質音質がかなり悪く、全体像ですらつかめない状態でした。その後Long Live Rockのサイトでダウンロードできることが分かり、何とかそれを入手しようとしましたが、ファイル共有ソフトは自宅パソコンでなるだけ使いたくなかったので、インターネットサーフィン専用の実家のパソコンを使いましたが、これがウィンドウズ98でしかもCDドライブが故障して、外付けHDを使うこともできず、初めてのファイル共有ソフトでビットコメットの利用の仕方もよく分からず、結局ダウンロードファイルを自宅のパソコンで再生できたのが昨日だったわけです。それも最終的には自宅のパソコンのソフトで外付けHDにHDをすべてコピーして、My Documentをすべて移してから行い、ダウンロード後、ビットコメントを削除し、前の状態にソフトで戻して、ウィルスチェックするほど慎重に行いましたので、問題はなさそうです。これで方法が分かりましたので、これからは実家のパソコンを利用してLong Live RockのサイトにあるRound Houseのライブ等ダウンロードして見ていき、今回のグラストンベリーとの比較等をができそうです。そしてそのファイルを視聴したわけですが、自宅のパソコンはXPで並みの性能で、特別なサウンドボードはつけていませんが、USB端子のヘッドフォンも効果があったと思いますが、これが本当に無料でいいのかというほどの代物で映像だけでなく音質も想像以上によく、楽しむことができました。BBCのHPではファンのコメントが多数寄せられており、ほとんど絶賛するようなコメントばかりでしたが、それを納得できるほどの素晴らしいライブだったとは思いますが、それを実感する前に購入したアンコールシリーズより下手すると美しい映像と、各楽器の音がしっかり分離して聞こえてくるクリアなサウンドに感動してしまいました。ロジャーは最近では格好も一番決まっていました。ピートは悪くはなかったものの下に着ていた白のシャツがはだけすぎて、写真でみるといまいちの仕上がりになっていたのが、少し残念でした。最初の2曲、ICEとSEEKERは明らかにいつもより飛ばして演奏し、迫力も申し分ありませんでした。2曲とも最高のバージョンでした。そしてヘッドフォンの右側からシャカシャカと雑音のような音が常に聞こえてくるので、観客が笛とともに何か楽器でも持ち込んでいるかと思っていたところ、それはザックのハイハットからのサウンドでした。ハイハットからの集音が大きいだけでなく、ドラムセットからの音がかなりライブ全体で比率が大きくなっており、しかもザックのドラミングが最高の出来だったため、他のプレイヤーに集中することが難しくなってしまいました。それでも最初の2曲は文句のつけようがないほど、バンドを演奏を感じることができました。続く。

ザ・フー 2006 ツアー日程I
ヨーロッパツアー(23公演終了)7/6のHedgestookを含む
北米ツアー第1レグ(18公演終了)
北米ツアー第2レグ日程(23公演終了10/29 Londn Roundhouseを含む)
北米ツアー第3レグ 16公終了(TCT含)
ヨーロッパツアー2007 現在30公演予定
5月16日 Lisbon ポルトガル Atlantico Pavilion
5月17日 Madrid スペイン Sport Palace
5月19日 Bilbao スペイン Bizkaia Arena
5月22日 Birmingham イギリス National Indoor Arena
5月23日 Sheffield イギリス Sheffield Arena
5月25日 Newcastle イギリス Metro Radio Arena
5月26日 Hull イギリス Hull City AFC
5月30日 Isle of Man イギリス Peel Bay Festival
6月1日 Swansea イギリス Liberty Stadium
6月2日 Southampton イギリス Rose Bowl
6月5日 Rotterdam オランダ Ahoy
6月6日 Paris フランス Bercy Arena
6月8日 Antwerp ベルギー Sportpalais
6月9日 Fulda ドイツ Messe Open Air
6月11日 Verona イタリア Arena Di Verona
6月13日 Munich ドイツ Olympiahalle
6月16日 Leipzig ドイツ Völkerschlacht-Denkmal
6月18日 Hamburg ドイツ Stadtpark
6月19日 Oberhausen ドイツ Arena
6月23日 Cheshire イギリス Knowsley Hall
6月24日 Glastonbury イギリス

6月26日 London イギリス Wembley Arena
6月27日 London イギリス Wembley Arena
6月29日 Dublin アイルランド Marley Park
6月30日 Cork アイルランド Live At Marquee
7月4日 Kristiansand ノルウェー Quart Festival
7月6日 Stockholm スウェーデン The Globe
7月7日 Roskilde デンマーク Roskilde Festival
7月9日 Helsinki フィンランド Hartwall Areena