THE WHO “Rock’s Outer Limits” ザ・フー

またまたフェス参加(アイルランド)が新たに判明。リーズのコンサートの日にちも分かりました。
6月25日 あのリーズで野外コンサートを行う。(リーズでのコンサートは35年ぶりになる)
7月5日、6日 リバプールのSummer Popsに出演
7月8日the Oxegen Festival(アイルランド
7月9日 スコットランドのフェスティバル”T in the Park”にヘッドライナーとして出演
7月11日  Museumsplatz - Bonn, Germany
7月12日  Kindle-Buhne Wuhlheide, Berlin, Germany
7月22日 St. Polten, Austria [Das Lovely Days Fesitval]
7月23日 Muensterplatz - Ulm, Germany
これで計9公演になりました。今分かっているのは6月25日が一番早いコンサートですが、その前にウォームアップギグを行うので、6月はリハーサルとギグに費やされることになる。オアシスのツアーは今のところ3月28日まで予定されているので、正式なレコーディングにザックが参加するとしたら残されている期間は2ヶ月しかないことになる。ザックもオアシスとの長いツアーが終わって、次の日からフーのレコーディングというわけにいかないだろう。その辺ピートはどう考えているのか、分かりませんが、よほどの奇策でも考えつかない限り、ニューアルバムはツアー開始までの短期間に完成することはストーンズでもない限り、残念ですが難しいでしょう。マネージャーも少し前ニューアルバムができない場合、新曲発表を別の形でみたいなことを発言していましたが、この過密日程を分かってのことではないでしょうか。ファンにしてみればいつものことながら、今回は公にはフーはニューアルバム発表して、ツアーに繰り出すことになっているので、さすがに仕上がりませんでしたでは、すまないような気がします。ピート・タウンゼントが”cried wolf”と世間から呼ばれることは避けたいのですが、ステージでは神がかりのプレイを見せる天才ミュージシャンにもここ5年間のレコーディングに関しての手際の悪さは、一般的な人間と変わらない一面を持っているようです。レコーディングを重視するならツアー開始を8月からにしておけば良かったのにと思いますが、いつもレコーディングをちらつかせながら、さっさとツアーを開始してしまうのが、最近のフーの特徴とも言えます。ただこれまでと唯一違うのは今回はニューアルバムを“ちらつかせた”のではなく“宣言”したことです。ライブに関しては、サポートメンバーさえ整えば全く不安要素はないだけに、23年間アルバムを発表しないバンドでフェスのヘッドライナーとして、目玉として迎えられるほどの恵まれているバンドは、他にはいないし、それはロックの伝説だからというだけでなく2000年からの活動の評価が加わってのことだと確信しています。しかしながら今回も見えてきたニューアルバムの完成への不安の繰り返しの原因は全く理解できませんが、ファンの一人として期待を込めて、優しくかつ厳しい目で、今後の動向を見守りたいと思います。