THE WHO “Rock’s Outer Limits” ザ・フー

THE WHOはヨーロッパ及びイギリスでコンサートを随時、発表されている。今のところ分かっているのが次の8公演です。
6月にあのリーズで野外コンサートを行う。(リーズでのコンサートは35年ぶりになる)
7月5日、6日 リバプールのSummer Popsに出演
7月9日 スコットランドのフェスティバル”T in the Park”にヘッドライナーとして出演
7月11日  Museumsplatz - Bonn, Germany
7月12日  Kindle-Buhne Wuhlheide, Berlin, Germany
7月22日 St. Polten, Austria [Das Lovely Days Fesitval]
7月23日 Muensterplatz - Ulm, Germany
ピートのダイアリーによると古いニュースで皆が知ってる通り、6月、7月はヨーロッパで公演し、9月から12月までアメリカツアーを行う。2007年に他の国も回る予定。
このダイアリーが2月1日でそれからまもなく、コンサートの日程が発表されています。さすがにここまで決まると、これはピートの気まぐれは許されないので、ビジネスとして間違いなく既発表分は行われることになります。それ以外のアメリカツアー以降とニューアルバムは、まだ分かりませんが前回のNow & Thenのような2曲新譜を入れたベスト盤商法はさすがに二番煎じなので、今回は新譜がツアー開始まで間に合わない場合、どういう形で発表されるのか検討もつきません。ピートは必ず、今回は完成させると宣言していますが、どうなるでしょうか。少なくともまだ本格的なレコーディングは始まっていないはずです。アメリカツアーはフーが望むような形でいくらでもオーダーメイドされて、またボストンあたりから休憩期間をいれながら始まるのは、十分予想されるし、不安要素も全くないと思います。おそらくザックをはじめとするサポートメンバーは抑えてあるでしょう。ここでザック離脱なんてニュースは勘弁してもらいたいです。
それにしても今回発表された4公演はフェスティバルへの出演とは、ちょっとした驚きでした。2004年の日本公演でフェスでの演奏に新鮮なものを見出したのでしょうか。原点回帰を最終節でしようとしているようにも思える迷走バンドは、40年以上かけて最後の答えが果たしてあるのないのか、ファンが分からないと同じように、それでもその結末を知るために彼らは歩みだそうとしていることだけは間違いないようです。