THE WHO “Rock’s Outer Limits” ザ・フー

これまでのニューアルバムについての情報を再度、整理してみました。
11月10日
ピートがダイアリーの中で、ニューアルバムを作るためにスタジオ入りすることを宣言。
11月11日以降
日本語サイトを含む、各音楽ニュースでそのことが報道される。
11月23日
フーのOfficial SiteでマネージャーのBill CurbishleyがZakとPinoの今後フーと活動をしないという噂を否定するメッセージを発表する。彼が言うには彼らは多忙なミュージシャンであるが、フーとの活動は二人にとって特別でユニークで最も重きを置いてくれているらしい。
3月21日
ザックがオアシスのツアー参加によりレコーディングの延期が余儀なくされることをピートがダイアリーに記す。
4月17日
ダイアリーでロジャーとサイモンによるスタジオ入りのことを書いたが、何故か2日後に削除。
4月
ザック、オアシスのPVに登場。
これはフーファンの方ならすべて周知のとおりです。この経過に落胆していましたが、過去の自分のダイアリーを読み返して、こんなことを書いているのを全く忘れていました。
去年の7月19日のコンサート直前に”AFTER ROCK ODYSSEY”という題で今後の活動につい予測を書いたものです。

「当面予定されているLAのコンサートが終了すれば、相当な移動距離になるので、しばらく休養に入るものと思われます。その後レコーディングに入るのか、tourを再開するのか、他のプロジェクトに取りかかるのか、長期休養に入るのか、全く未定です。レコーディングについては、”余裕があれば”程度に考えていたほうが無難です。もうこれについては待ちくたびれて、期待しすぎるのは止めました。今後、どんな活動を続けるにしても、どうしても超えなければいけない障害は、サポートメンバーとの日程の調整ではないでしょうか。特にピノ・パラディーノとザック・スターキーの二人。ピノはセッションベーシストとして多方面で活躍しており、フーを中心に活動していくことは考えていないだろうし、ザックはOasisに加入したのかどうか定かではありませんが、6月26日のGLASTONBURY FESITVALで一員として参加し、大変素晴らしい演奏したそうです。残念ながら今後Oasisとの活動が増えていくものと思われます。結論を言えば、欧州大陸tour(北米になるかもしれませんが)があるすれば、既に決めてサポートメンバーと契約を済ませているのであれば可能であるが、そうでない場合は相当期間休養を余儀なくされるか、サポートメンバーが完全にそろわない形でのゆっくりとしたペースのレコーディングになるものと思われます。メンバー4人のうち2人も欠けてバンドを継続するのは大変ですね。」
欧州大陸ツアーについては、完全に外れてしまいましたが、レコーディングについては自分でも珍しく当たってしまったようです。当時自分なりに自信を持って書いておきながら、実現というより、実際に起きてから、驚いたりがっかりしたりすることはよくあることですが、すっかり書いたことを忘れてしまうとは、ただあきれるばかりです。少しは冷静になってダイアリーを進めていきたいものです。たとえばRock and Roll Hall of Fame and MuseumのTommy Exhibitionとか噂されているライブアンソロジーDVDのこととか。2004年7月24日と25日に見せてくれた彼らの信じられないほどのエネルギーと未だに鮮明に残る感動を原動力として。