THE WHO 来日までの COUNT DOWN 5日 ザ・フー

日本公演後の日程を話題にするのは少し早いですが、当面のフーのTour Scheduleは次のようになっています。
Sat 07/24/04 Yokohama, JPN
Sun 07/25/04 Osaka, JPN
Wed 07/28/04 Sydney, AUS
Thu 07/29/04 Sydney, AUS
Sat 07/31/04 Melbourne, AUS
Tue 08/03/04 Honolulu, HI
Wed 08/04/04 マウイ島
Sat 08/07/04 Mountain View, CA
Mon 08/09/04 Los Angeles, CA
最近、夏場は北米tourをしていたのに、今回はワイト島や極東ツアーしかもハワイ公演まで入ってきたので、今年はかなり変則的なscheduleになっています。当面予定されているLAが終了すれば、相当な移動距離になるので、しばらく休養に入るものと思われます。その後レコーディングに入るのか、tourを再開するのか、他のプロジェクトに取りかかるのか、長期休養に入るのか、全く未定です。
想像になりますが、北米についてはアメリカ東部を5月に、8月に西部をそれぞれ一部の地域で一応は公演したとことになるので、今年はこれ以上のtour(単発を除く)は行われないだろうと考えます。その代わり、欧州大陸tourをすることになるでしょう。以前も書きましたが欧州大陸では97年以来1回もライブを行っていません。60年代から定期的にライブを行っている場所ですから、さすがにそろそろ行っておかないとヨーロッパのファンから愛想をつかされるのでは。どうしてもフーを見たいファンはイギリスまで出かけてはいるでしょうが、日本からアメリカに行くのと比べ近いとは言え、外国には違いないので、そう気軽に見に行くわけにはいきません。フーが欧州のどの国で人気があるのかも、詳しいことは分かりませんが過去のツアーを見るとドイツ、フランスそして北欧等を中心に演奏しています。北欧で人気のあるというのは意外な感じもしますが、活動初期からtourを組んでいたことにより多数のファンがいるものと思われます。レコーディングについては、”余裕があれば”程度に考えていたほうが無難です。もうこれについては待ちくたびれて、期待しすぎるのは止めました。
今後、どんな活動を続けるにしても、どうしても超えなければいけない障害は、サポートメンバーとの日程の調整ではないでしょうか。特にピノ・パラディーノとザック・スターキーの二人。ピノはセッションベーシストとして多方面で活躍しており、フーを中心に活動していくことは考えていないだろうし、ザックはOasisに加入したのかどうか定かではありませんが、6月26日のGLASTONBURY FESITVALで一員として参加し、大変素晴らしい演奏したそうです。残念ながら今後Oasisとの活動が増えていくものと思われます。結論を言えば、欧州大陸tour(北米になるかもしれませんが)があるすれば、既に決めてサポートメンバーと契約を済ませているのであれば可能であるが、そうでない場合は相当期間休養を余儀なくされるか、サポートメンバーが完全にそろわない形でのゆっくりとしたペースのレコーディングになるものと思われます。メンバー4人のうち2人も欠けてバンドを継続するのは大変ですね。
またザックのGLASTONBURY FESITVALでの演奏についてはラビットが自身のHPで、子供が親元を巣立つ時のような心境を綴っていて、面白かったので興味のある人は英文ですが是非読んでください。URLはhttp://www.johnbundrick.com/blog/index.php?year=2004&month=6&day=26 です。